石碑の森〜記念碑、句碑歌碑、顕彰碑など〜

 石碑の森では、紙本以外の石、金属、木などに書き残された歴史資料を紹介したいと思います。ことに、石碑に刻まれた書跡や碑文は、文書資料に次ぐ貴重な歴史資料ですが、この石碑の森では、主として、社寺境内や路傍、墓地などにある石造品のうち故事来歴が読解できる石碑のみを探索します。そこに刻まれた内容から、石が語ってくれる淡路島の歴史のワンカットを読み取っていただければと思います。                          ちなみに、故事来歴がわかる石造品で淡路島で古いものには、南あわじ市諭鶴羽神社境内にある南北朝時代の建武元年(1334)銘がある町石や、安土桃山時代、秀吉が起こした朝鮮の役に出陣し戦士した兵士を弔った文禄元年(1592)銘のある供養碑「高麗陣討死衆碑」(県指定重要文化財)などがあります。金文では、洲本市上内膳先山千光寺の弘安6年(1283)銘の梵鐘(国指定重要文化財)が淡路島で最も古い資料です。